便秘は薬に頼らず食べて改善するのが理想的

食と切っても切り離せないものにはお通じも挙げられますが、便秘でお悩みの方は沢山いらっしゃいます。
酷い場合は下剤を飲むといった方法もあるものの、下剤は飲み続けることで次第に慣れますから、より強力な薬を飲まねばならず、やがてそれも限界が来てしまいます。
それ以前に胃腸を荒らす恐れもあるため、やはり便秘は食で改善するのが理想的です。
便秘の改善には食物繊維が有名ですが、ここでポイントになるのは、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の違いです。
前者は水に溶けず、水分を吸って膨らむことで便意を促してくれるのですが、既に便秘の状態では逆効果になるケースが少なくありません。
そこで着目すると良いのが、水に溶ける後者の食物繊維です。
こちらは水分を吸収するとドロドロ状になり、流動性があるぶん腸管内を移動しやすくなり、お通じの改善に貢献してくれます。
基本的に根菜類は不溶性で、海藻類が水溶性ですから、既にお通じが遠のいている際は、食す食物繊維を考慮するのがベターです。